還暦です。そして40周年のご挨拶。

えーっと、、2日前の春分の日に下書き書いています。書きたい事いっぱいあり過ぎて、とにかく下書きしながら整理しています。ｗ

2024/03/22　還暦を迎えました。そして個人事務所 LUCANIDAE DESIGN も設立40周年となりました。

なにやら波乱万丈ではありますが、概ね楽しい人生を送らせていただき、家族・友人・仕事仲間・関係者等々、皆様には「感謝」以外の言葉がありません。

健康面では、昨年「脊椎間狭窄症」と診断され、腰に不安を抱えていますが今の所生活に支障は無いので、色々無理しないで今後過ごしていければと考えています。

ページTOP画像は、還暦用に作った赤いTシャツです。

ここにプリントした”千鳥”のイラスト。これは今後の活動でお遊びとして使用していければと思い描いた物で、せっかくなら商標登録をしようかな？と、昨年申請を行い、先日正式な申請手続きも終え、この日に間にあいました。

40周年を迎えるにあたり、LUCANIDAE DESIGNとしての活動自体をすこし整理し、現状の取引先枠を取り除き、いわゆる”仕事”についての姿勢を大きく変更いたします。ようするに自分の気持ちの整理＆いわゆる終活てきな？

大きな変更点は、2021年秋に国際サスティナブル展で発表した生分解ポリエステルを使用したプロトタイプ「スクラブコンセプト+コンポスタブル」シリーズ。こちらはその後製品化し、販売を行っております。

この商品販売期間（2024年05末）の終了にあたりすべての権利をこちらに戻し、今まで以上に自由な活動につなげて行く事となりました。

なので

開放感半端ない！！ですｗ。

またこれらに使用した「日本橋白衣」のブランド名。こちらはそのまま何かに活用して行きますが1点変更を加える事になりました。商標は図形とローマ字なので変更は無いですが、日本語で表記する際「日本橋白衣」から「日本橋白衣。」と最後に「。」を付ける事にしました。

最後の「。」は、私自身の仕事上での名前「長谷川カツ。」でも使用しており、これに変えてかれこれ20年以上になります。占いの種類によって解釈は色々あり「。」は1画かどうか？意見は分かれますが、気持ちの問題なので「。」をつけて1画増やし、より縁起の良い画数にしています。

1997年？某アイドルユニットが「。」だったので話題になっていましたがｗそうまさにそれです。自分は某アイドルユニットのファンではまったくないですが、ミーハーでいいんじゃないでしょうか？ｗ

これが縁とは思っていませんが、その当時大阪電通さんのグリコポッキーのお仕事で某アイドルユニット絡みの仕事も頂いた事があり、ポッキーのパッケージにプレゼン用に書き起こしたデザイン画がそのまま掲載されたこともありました。久々思い出したｗ

で・・・正直な気持ち、この所の物価高などで「はたして今後物づくりはどうしたらいいのか？」など、自分自身の考えにも少し変化が起こり、もう少し気楽に物事を考えて活動したいな～という気持ちが強くなっていき、もういっそのこといわゆる”仕事”みたいな事はやめ！！という感覚に至ります。

なので、まずは1994年。このブログでも書いている”H2O”を行っていた時の事。また2004年の三越外商部と一緒に行っていたSP企画のピーク時の事など、PARSON’Sのライセンスディレクターを離れて以降の仕事や時代移り変わりなど、もう一度思い出し、今自分は何が楽しいのか？を改めて実行してみようという考えに至りました。

今年は2024年。この○○○4年という年は自分にとってすべての意味において何かしらの節目で、良い事も悪い事も含め、かなり面白い年になっていて、すこしではありますが”期待”でワクワクしています。

2014年を上げていないのは。最終的にここから始めた活動で、「日本橋白衣」というブランド名で「スクラブコンセプト+コンポスタブル」シリーズの発表・発売まで行きついたので結果はOKなのですが、同時にとても動き辛くまた、あまりいいいとは言えない（正直言うと劣悪）環境でのクリエイトだったと今感じています。

したがってこの期間は、他の時代とは全く違う苦労が多く、心から「楽しい」と感じていなかったのです。いまから思えば本当によく完成できたな～という思いです。が！これらもきっと今後の糧となっていく事と思い「ありがとう」という感謝の気持ちに変換いたします。

楽しい事、好きな事を仕事にしていても、それに伴う嫌な事や苦労、やりたくない事など、楽しい、好きな事以上に存在し、それらは後先の問題で最終的にはやり切った先に結果が付いてきます。またその嫌な事や苦労もこなしていくうちにだんだんと楽しくなってくる。特に自分は単純作業もリズムが出てきたら苦にならず、むしろ楽しくなるタイプなので。

ただこの10年はそういう次元ではない「苦しさ」「窮屈さ」を感じながらの進行。おそらく原因は「根本的な価値観の違い」「思想の違い」のような事。初期段階からうすうす感づいてはいたのですがｗ。その原因がハッキリとわかってからの最後4年、怒涛の様な巻き返しで何とか走り切りました。

ただ、そんな中でも明確に足を引っ張ってくる状態は続くので、とにかく脱出出来た事は本当に良かったと思っています。

今後は、より体力的にも色んな事のペースは落ちると思いますので、まずは”仕事”という概念を無くして、さらにこの10年見てきた「地獄の沙汰」の様、しかもそれが「今の現実」みたいな環境からは完全離脱です。ある意味”断捨離”です。これらも無事還暦までに終えれた事にも感謝です。

まとまりのない文章になってしまいましたが、今後ともよろしくお願いいたします。