Bicycle Customize BROOKSサドル再挑戦編。4  SWIFT chrome impression.

Bicycle Customize BROOKSサドル再挑戦編。4 SWIFT chrome impression.

2023-08-26 0 投稿者: katsu

FBのコミュから来られた諸先輩方々には「知ってるよ」な内容と思いますが、BROOKS SWIFT chromeの初期インプレッションです。

皮革のしなりとTAIOGAのたわみを同じ程度と考えて座面の高さを同じに、またサドルの先からステムのボルトまでの長さも同じ位置でスタート。

想像していたよりはるかにたわみが無い。また実寸よりコンパクトに感じる座面。

皮革が馴染むとまた少し変わると思いますが、現状高さ、前後とも2mmほど調整が必要な感じです。

インプレに支障はない程度なのでそのまま走行しました。

やはり印象として「硬い」です。これは同じ皮革のB17や天然ゴムのカンビウムと比べて。

TAIOGAと比べるとしなりが無い分やはり固い印象がありますが、肌あたり?は皮革の方が自然です。

とにかく「たわみ」はかなり抑えられていてカッチリしたイメージです。

ただ、硬くてもやはり皮革。また湾曲したクロームレールの組み合わせで細かいノイズの様な振動は感じにくく乗り心地も自然な印象。

重さについて、家の階段を担いで降りる際確かに「重くなったな~」と感じます。

後ろを中心に増量となったので、走り出したら重さよりも安定感を感じとても乗りやすくランドナーみたいな印象になった。

今までは、レスポンスがダルなクロモリに対し超軽量サドル、ポスト、またカーボンリムの組み合わせで軽快だけどすこしちぐはぐだった乗り心地がガラッと様変わり。今のタイヤの方向性ともマッチしたみたいで、とても良く転がる乗り物になった感じです。

そして、ダンシングについて。ちぐはぐながらシャキシャキと積極的に左右に振っていた走りがいわゆる「立ち漕ぎ」的な走りになったw。でも、速さを求めているわけではないので悪くないです。フレームの感触が心地よく伝わります。

座面がお尻に合わせ凸凹してきたらかなり良くなる事はすぐ想像できます。TAIOGAが良かった理由はまさにその部分。馴染んだサドルの形状が最初からついている、しかも一番強くタッチする部分が一番しなる。ハンモック的”たわみ”はかなわないかもですが座面のタッチとフィット感で上回るはず。ただ・・

じぶんのペースで何年たてばこの頑固な皮革が馴染むのか?明らかにB17以上の年月が必要で、その間は座骨辺りと前1箇所がちょっと厳しいかな~・・・

今日は午後から、にわか雨との予報なので、ここまで!!ポジション微調整を行って、少しだけ座面皮革のテンションを抜いて・・・もう一度オイルを塗布して次回に挑みます。

1つ確実にわかった事は、やはり皮革サドルは良いです。当然初期は硬いです、またメンテも管理も気を使い、そして重い。また最近の値上がりなどでやはりいい値段になります。このSWIFTも平行物で22000円~正規物で28000円ほど、チタンレールになると4万程(SWIFTのチタンは廃番)と高額。

でもスペシャライズドの3Dサドルが6万弱って考えれば・・用途は全然違うけど「物」の価値的になんか良いな~と思うw

ここまで書いてもやはり自分のベストサドルはTAIOGA SPIDER II twinTailです。その中でも180gのチタンレール(1万5千円ほど)または190gのクロモリレール(1万ほど)

この重く(510g)高い(2万8千円ほど)サドルがTAIOGA SPIDER II twinTailを超えるよう、長い目で育てていくという事ですね。

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