Bicycle Customize GOTAL 4663-LUB を試してみた。
2023-07-05以前GOTALの「チェーンディグリーザーの素」を超音波洗浄機で使った所、かなりきれいさっぱりと洗浄出来たので、次は同じくGOTALの「4663-LUB」を試してみる事にした。
エステルオイルがベースオイルでアルキルナフタレンを配合/ナノサイズの球体、IF-WS2を配合。低摩擦・極圧性・耐摩耗性・クッション性を高次元で実現。平坦路から特に登坂時の低摩擦性・振動軽減性が優れるチェーン専用オイル。
という物らしい。
ロードに乗るようになってからは「KURE」のドライルブ一択だったので、ウエットLUBは初めてです。
ドライルブを選んでいた理由は、室内保管のためチェーン汚れが他に付き辛い事。
また、ナノセラミックス(ボロン)・PTFE(フッ素樹脂)のなめらかさを求めた結果。
両者エステル系がベースで、同じくナノ粒子が抵抗を無くす構造ですが、ドライとウエットというタイプ違い。ウエットの方がドライより効果は長く(一般的に)続きますが、ウエットと言う通り常にオイリッシュで当然触るとオイルが付きます。
取りあえず、再び超音波洗浄機で徹底的にKUREドライルブを落として、チェーン1コマに1滴づつ4663-LUBを塗布。
オイル自体が黒いのでチェーンも少し黒みがかった艶になります。またウエットなので、見た目も「しっとり」グロッシーに。
塗布した後、何度ふき取ってもオイルがウエスについてくるので、やっぱりウエットですね。。ちょっとにがてかも・・
取りあえず100㎞ほど使用した感想は、
まず、
圧倒的に軽く回るようになった!KUREドライルブもかなりスムースだったのですが正直比じゃない。またウエットなのに汚れが目立ちません。埃溜まりの様なスラッジも今の所発生していないです。結構すごいかも。
走行後、指でチェーンを触ってみた所、やはりドライの物より指に汚れが付きます。
がこの汚れ。汚れというより単純に元のオイルの色に近いです。このオイル自体ベタベタした感じではないのでやはり汚れを呼んでいないみたいです。
また、金属が擦れて発生する黒い感じでもなく、ナノサイズの球体、IF-WS2自体(これが黒い)の色の様に見えます。確かにドライより汚れが指に付きますが、ドライのそれは少し粘度質な物で、こちらは完全に液体(ウエット)です。この程度の汚れの付き方なら十分使える、
なにより、このフリクションの無さはうれしい限りです。心配は解消されました。しばらくこれを使用します。
気になる部分が別の所に・・・
クレドライルブは重ね塗りが出来たので、次塗布する際、表面をクリーナーで軽めに洗って(ふき取って)重ね塗りしていたのですが、このルブはきっちり洗浄した方が良いみたいで、すこし洗浄は手間になる。
ただライフは1.5~2倍は有りそうなので大体イーブンかな?