Bicycle Customize あえての「サドル沼」5 TAIOGA仕様のお尻。
2023-06-10中華3Dプリンターサドルはメルカリにて、新しいユーザーに渡りました。
で、
またBROOKSのC13Cに戻したところ、やはり中華3Dプリンターサドルで感じた違和感は全くなく今まで通りの乗り心地。という事は「限界点」も含め戻ったという事。
改めて計測した。275g。BROOKSとしては軽量ですが、手ごろな完成車についてくるサドルくらいの重量がある。
良いものという事は十分わかっているが重量に比例するくらい乗り心地と使い勝手が良いか?と言うとやはり疑問。
たまたま新品未使用をオークションで安く買ったので、それ以上の感情はわかないが、当時の定価¥25000もしくは今の価格¥32000で購入していたら、結構ショックだったかも・・・・
C13はいまでも生産されている様ですが、主流はC15、C17で、C13C(穴あき)に関してはもう生産中止、またC13の145㎜もほぼ出回っていないので、これ相当レアになっています。それが¥32000~と価格高騰に拍車をかけている。とりあえずこれは完全コレクション品としてストック。
メルカリで売れた金額を元手にspiderIIを物色。
すると!クロモリレールの黒、新品未使用がなんと今回売れた金額とほぼ同じ価格で出品されていたので速攻ポチッタw
レールの違いで
カーボン120g・チタン180g・クロモリ190gです。
が滑り止めのTOPシート4gを外すと実測186g。89gもシート単体で軽くなる。
これで手持ちバイク3台全部spider twin Tail II で、それぞれがレール違いという事となりましたw
わかっていた事ですが、改めて「お尻にピッタリ!!」全く違和感なく、むしろ自分に合ったサドルにしたら、よりこのバイクのフレームの特性がはっきりわかる。
また、今回クロモリレールで、フレームと同素材という事も有りすごく自然な感じです。
10gしか差が無いのなら、チタンレールより相当お買い得と思う。
BROOKS程では無いですが、このサドルも跨いだだけでもすこし「たわみ」が発生するので、サドルの高さの違い1cm分シートポストが出せます。
なので、低身長での(C-T520)ホリゾンタルでもそこそこポストを出せるので、なんとなくそれなりに形になります(^^♪
今回3Dプリンター購入金額は9896円、これに今回の売買差額1200円(内送料負担分1050円)だったので、ほぼAmazonで新品購入した金額で3Dプリンターショートノーズを試すことが出来てブログネタにもなったという感じです。
遠回りして、あえて再び「沼」にダイブした事でやっぱり「自分のお尻はTAOIGA仕様」という事が解ったので、結果オーライです。
サドルが軽くなったついでに、ステムも最初に使ったUNOに戻しました。こちらは今まで使っていたNITTOより30g軽いです。今回、TOTAL約120gも軽くなる。
NITTOのステムはとても剛性が高く、重量から来るもの以外にものすごく「ガッチリ」とした感じになり、少し軽快さに欠けていましたが、このステムに戻したことで取り回しも乗り味も全体的に軽快で軽い物になりました。
何気にステム剛性の影響は大きく、高ければいいとか?そういう事ではないですね。
細かい印象として、一番このサドルの良い部分が発揮できるのは「チタンレール」で次いで「クロモリ」その後「カーボン」と感じています。
チタンとクロモリの差は本当に微小ですが、樹脂製の座面パーツの柔らかさとうまくバランス取れている感じがして、硬いアルミのパシュートジオメトリピストでもすごく快適です。
カーボンレールは一番固く感じます。おそらくレール自体がしならないので、ショックのすべてを座面のたわみのみで吸収するからと思われます。また細かい振動に関してはレールが固くてもほぼ全部を座面でカバーするのでどれも同じ印象。