そしてタイヤの話 2 TPUチューブの検証もかねて再びアジリスト装着。
2023-04-14本日パナレーサ(株)さんから、タイヤが届きました。当然サイズ・カラーも同じです。
なので早速履き替え!
今回は同時に、約2週間後のTPUチューブの状態確認と、ダメージが無く同じサイズであれば再利用可能か?の検証もかねて進めます。
TPUチューブの特性として、「一度膨らんだら縮まない」。なので小さな幅のタイヤへの使いまわしは基本出来ないという事で、またタイヤのメーカー違いなどでも内部の形や容量も多少違うとは思うので、基本的には使いまわししない物とは思います。
で、取り出した。
何処か集中してこぶ状に膨らんだ箇所も、また薄くなってしまっているところも無く上々なコンディションの様に見えます。
チェックしたい部分は、自分の使用環境が”リムテープ”ではなくクリンチャープラグという点。チューブ内側を見る限り、クリンチャープラグ跡が見受けられます。
また、数か所汚れの付着も確認できます。この汚れは幾度かのタイヤ交換時リムの内側に着いた物がTPUに付着した様です。綺麗にしてからはめていたはずですが、リム内が黒いため汚れに気がつかなかった物と思われます。
で、クリンチャープラグのあたりが一番強かった部分はバルブに一番近い箇所。
はっきりと跡がついていますが、プラグ形状的にもこの段差はMAXなのでこれ以上凹凸がつく事は無い。またこの箇所で「スレ」が起こってTPUを攻撃することも考えられますが、これを見る限りおそらくそこまでには至らないかな?と。
次にチェックしたい所はバルブ付け根。
おそらくTPUチューブの最も弱そうな部分。樹脂バルブでピンク色の中華TPUよりもしっかりと補強されているように見えるこのTPU。果たしてどうなっているか?
癖はついていますね。ただ変によじれたり、いびつに曲がったりはしておらず、それなりの変形にとどまっているようです。
結論としてTPUチューブにクリンチャープラグは「今のところ問題は無い」と思われます。
取りあえず使用には支障は無かったという事で、問題はこの後「再利用」できるか?
以前入っていた方向を間違わない様注意して、組み込んでみました。一度内径に沿った形まで膨らんだ物なので、新品の時より素直な膨らみを保つから、今回の装着は新品時よりも簡単でした。そもそも新品時も思った以上にスムースだったので、TPUだからと言う事ではなく通常の注意の範囲で装着できる。
前回新品時、馴染ませるために入れた空気圧(7bar)まで充填し完成。
明日から天気が崩れるようなので、この状態で3日ほど様子見です。
何かトラブルがあればこの間に空気は抜けると思いますが、今2時間経過して何も起こっていない状態。
という事で、引き続きTPUチューブとアジリストで走行が始まります!