Bicycle Customize Fuji NAOMI・TRACK ARCV / Calamita Due +。 ロード&ピストバイク カスタム。Calamita Due +の悩ましい問題 4 。BR7400の感触。
2022-12-091984年発売の7400シリーズ。自分の事務所設立の年ですね。なので今年(2022)の時点で38年前の機材という事になります。
まず
7700に比べ重量は多少重いですが、質感や仕上げが圧倒的に良い!!全体的な形もおそらくカンパニョーロのそれに近い物と思われますがとにかく色気があって艶やかでとても美しい!
このリリースの取っ手、いかにも「取っ手です!!」みたいなw。
一気にビンテージ感あふれる。
細身のパイプにBROOKSのカンビュウム、このブレーキキャリパーですごく「大人」な感じ。
このバイク自体に、そもそもvintageな雰囲気ありますが、パーツの組み合わせはかなり色んな年代の物を使っていて”邪道”ではあります。が、まあこれはこれでいいかも?と自己満足。
ネガティブつぶしが思わぬいい結果に。
で、肝心のブレーキ性能はと言うと、シューが新品なので最初は効きませんでした。徐々に馴染んでまあ普通になってきた。とは言えレバーは重く感じ握力も使います。今までと同じ引き方では本当に減速させる程度。白線の上でもロックまで持ち込むには頑張らないといけないです。
普段リアブレーキをすこし引きずってスピード調整して通る下りカーブですこしオーバー気味になってしまった。というくらい効きは少し落ちました。
引き代(遊び)が少ないセッティングが好みなのですが、そうすると、深く握れないのですこし多めにクリアランス取った方が操作しやすいみたい。
タッチは他のデュアルピボットデュラの「カチッ」とした物では無く、グッっと握りしめていく感じの物です。が、驚くのは、この1軸のブレーキ、いうなれば「ママチャリ」ブレーキと基本構造は同じでなんとなく「軟」な感じかな?って思っていましたが、キャリパー、アームすべてかなり剛性が高く、当然全くガタも無く想像以上にしっかりしています。さすが古くてもデュラエース。アルミリムなら自分の使い方であればフロントもこれで十分ですね。ただ握力は使います。
こういうパーツ見ちゃうと「vintage road」が組みたくなるww
でも・・
自分の使い方では現実的じゃないと思うのでこのバイクでやはり「better」かなって思った。
ロードなど乗って一番気になる部分。実は「盗難」なのです。
人気車種だと本当に気が気じゃないだろうと。
まあ、このバイクだって、こうやって夕焼け背景に写真を撮れば、なんとなく「それ」っぽい雰囲気ある。
という事で、次はBBBのカートリッジが到着したらシュー共に見直して、もう少しだけ制動力を上げられれば「better」じゃなく「best」な物になると思う。
28cタイヤとのクリアランス問題も一応解決したという事で、安心して乗る事が出来ます。