Bicycle Customize Fuji NAOMI・TRACK ARCV / Calamita Due +。 ロード&ピストバイク カスタム。Calamita Due +の悩ましい問題 1。解決に向けて。
2022-12-07Classic?vintage?なイメージを少し演出したくて、Calamita Due +のブレーキはDURA-ACE BR7700を使用しています。で、乗り心地よくしたいのでタイヤはGOODYEARのEagleF1の28C。
基本的に問題はないのですが、、、リアを除いて。
デュアルピボットのキャリパー。上になるアームが固定ボルト位置より下がって配置されます。BR7700と言う古いタイプでもこのアーム含めブレーキ本体の固定部は厚みもあります。高年式の物になるともっと厚みが増してきます。
結果剛性も高く効きは向上するのですが、このCalamita Due +固有の落とし穴が。
28Cを履くと、アームまでのクリアランスがかなりきわどいです。
原因はこの、後ろ三角の湾曲。ここがベントしている事で振動吸収性が高く、また1inchのTOPチューブと相まって軽量でウイッブ感高い軽快な乗り味となるのですが、この湾曲に対し垂直になるようブレーキを止める穴が設定されている。のでキャリパ―先端が頭下がりになる。したがって太いタイヤではクリアランスが厳しくなります。
当然擦らずにタイヤは回るのですが、濡れた路面で砂などがタイヤに付着した場合、すこし「ジャー!!」と擦り始めます。この調子では小さな石など挟まったら結構厳しい結果に。。。。
同じ条件のフロントです。当然23C、25Cに比べ狭くなりますが、フォークとタイヤのクリアランス以上に余裕があるので、これを見る限り以前も書いたようにこのキャリパー自体の問題ではなく、Calamita Due +の設計上の問題なのです。
完成車はノーブランドのデュアルピボットキャリパーに25cだろうから問題は当然無いと思うのですが、このフレーム結構余裕で28c幅は行けちゃうので、すこしだけ「もったいない」設計かな。。。と
じゃあどうするよ??
そう、問題はリアのみなので、キャリパーを固定するボルト軸の位置でアームが動くタイプのvintageパーツで対応しようかな??と。
今の自分の使い方でもリアブレーキはたまに「ロック」しちゃう事があるので(カーボンリムに安くて柔らかい中華製のコルクタイプのシュー使用)、ブレーキ性能は「スピード調整」程度、また多少レバーの引きが重くなっても可という事にして。
見た目的にも逆にマッチするかな??とりあえず制動力保つためフロントはBR7700のままで、リアの急なトラブルを避ける意味で何とかしてみようかと。
で、色々物色して。。。
写真は今回買った物とは違いますがDURA-ACE BR-7400のすこし安い物を中古でポチッタ。
多分これならアームが固定ボルトと同軸に有るのでフロント程ではないにしろ少しクリアランスは安心して良いレベルになるのではないか??と。
このシューの船、すこし高さがあって、またカーボン用のシューが使えるかどうかも不明なので、船は違う物を使うと思います。低くなれば少しワイドなリム幅にもスムースに対応できるだろうし。
今使っているBR7700も船無しの中古を買ってBR7800から船を移植して使っているので、何とかポリッシュシルバーの船も調達して、今の物はBR7800に戻してストックですね。
さて。
久しぶりにカスタムです。もうさすがにやる所ないだろうって思っていましたがww。