Bicycle Customize Fuji NAOMI・TRACK ARCV / Calamita Due +。BR7700は28Cで使えるか?
2022-09-101996年に発売されたDURA-ACE7700シリーズ。今(2022年9月)時点で26年前のコンポーネントでリア9速の時代。すでに「クラシックパーツ」と言える。
で、Calamita Due+のカスタムで、この7700のブレーキキャリパーを使っているのですが、ホイールはカーボン製でタイヤに至ってはなんと28cを履いています。それで実際どうなのか?という事ですが。
結論から言うと、ちゃんと使えます。
使用しているホイールのリム幅は23mm(外)で23C~25C向けのタイプ。
これにGoodYearのEagleF1の28Cを装着なので、リム幅、タイヤ幅のどちらも推奨の範囲外ですが、しっかりクリアランスも取れて何も問題なく使用できています。
フロントは。。。
Calamita Due+の大きな特徴として後ろ三角のリアステー部。ここがベントしており乗り心地の良さを演出しています。
このベントされたステーにキャリパーがボルトオンするのですが、結果的にキャリバーがベント分の約-6.5°ほどお辞儀する形となって、ブレーキ取り付け位置でのアーム先端部タイヤ側(内側)がタイヤに近づいていく事になります。
結果的に28Cでも何とかクリアランス確保は出来ており、リレーズを開放した状態でもギリギリですが何とかクリアランスが有ります。
おそらくこの組み合わせ(リム23mm×28cタイヤ)がこの年代のキャリパーの限界でしょう。
このバイクも”シマニョーロ”化しており、ブレーキレバーにはカンパニョーロを使用しています。カンパニョーロのブレーキキャリパーにはリレーズ機構が無く、その代わりにブレーキレバーにその機構が付いています。
今日なぜこのブログを書いたかというと。。。
何とかクリアランス確保して普通に使用していたのですが、今日走行中突然タイヤがキャリパーにこすれてしまう状況に!!!
原因は、このレバー側の機構をうっかり解放してしまった事で、キャリパーが大きく開き、アームを支えるアーチが下がってタイヤに当たってしまったのです。シマノよりカンパの方が解放される量が大きいみたいですね。
最初は原因が特定できず、急遽NAOMI完成車についていたテクトロ製(おそらく)のキャリパーに付け替えたのですが、(2枚目の写真)その後原因が判明し、先ほどBR7700に戻しました。
根本的な問題じゃなくてよかったです。
やはりこのバイクにはシルバーポリッシュパーツが似合います。
で・・・やっぱり気になるw