Calamita Due + custom 日本ブランドの”クロモリロード”「クラシックモダンカスタム」。
2022-07-122014年以前のモデル キャンディーレッド size52
完成車(市販時)のカタログ重量は8900g。(ペダル含まず)
2022年7月現在の姿です。
この写真に写る物の中で完成車時のパーツはフレームとシートポストクランプのみとなっています。
そして写っている物(メンテナンススタンド除く)総重量は8620gです。鍵や工具を入れたフレームポーチ(336g)を含めると8956g。すぐお出かけ出来る状態で9000g切りました。
今回のカスタムは軽量化を目論んでいたわけではないですが、クロモリロード完成車として8900gとかなり軽量なCalamita Due +。BB取り付けスタンドや重いブルックスのサドルを装着し増量した以上に、コラムもカーボンのFフォークと38㎜カーボンホイール、またシマニョーロ化によって、かなり軽く仕上がりました。1inchのTOPチューブがとてもスマートで美しいです。
クロモリフレームでも”固い””柔らかい”などタイプが有ると思います。他でクロモリロードに乗った経験が無いので比較できないですが、おそらくこれは”柔らかい”タイプと思われ、”しなり”や”バネ感”をより多く感じる物と思います。
この”バネ感”。乗っているだけじゃなく、ステムを持って押し歩きしている時などでもすごく感じます。良い言い方をすると「しなやかでウイッブ感が有り疲れにくい」という事ですが、その反面「レスポンスが遅く、すこしおつりが帰ってくる」という事でもあります。
fork | ChineseCARBON(no name)offset43㎜ |
handlebar | DEDA(デダ)GRAVEL100 400mm |
stem | DEDA デダ SUPERLEGGERO 90mm -8° |
saddle | BROOKS C13C W145㎜ |
seat post | SIMANO DURA-ACE 7700(SP7410) 27.2㎜ |
shift/brake lever | Campagnolo CENTAUR CARBON 10s |
brake caliper | SIMANO DURA-ACE 7700 |
F/R Derailleur | SIMANO DURA-ACE 7800 |
sprocket | SIMANO DURA-ACE 7800 |
crank | ROTOR 3D24 |
chain ring | SIMANO 105 50/34 |
BB | right SUGINO ceramic left SIMANO BB-RS500 |
pedal | MKS GR-9 |
wheel | ChineseCARBON(no mane ICAN)38mm |
tire | Continental Grand-Prix 5000clinche 700 25c |
細身のダブルバテットパイプを使ってTIG溶接で作られたフレームはクロモリでもかなり軽量に仕上がっている様です。たぶんこの年式はCOROMBUSのパイプではなくオリジナルではないか?と。
これらパーツはNAOMIのカスタムで使用した物ですが、アルミフレームとの相性があまり良くなく、方向性を変えたのでストックパーツとして手もとに残った物です。ブレーキは造形がよりクラシカルな7700を使用しています。
DEDAのハンドルバー、これを試した事がNAOMIカスタムの方向性を明確にするきっかけとなり、また今回の「もう一台」バラ完で仕上げる気にさせた物。トリプルバテッド・7075、DEDAらしく細目に仕上がっていて、軽く・若干のしなりも有り・振動吸収も出来る、とてもやさしいハンドルです。
まさかハンドルバーがきっかけで、ここまでの展開になるとは思っていなかった。(笑)
クランクは色々探しましたが、程度がよく10速対応できる見た目クラッシックな物が見当たらず、結果NAOMIと同じくROTOR 3D 24 に落ち着きました。
TIG溶接、OSヘッドチューブ、カーボンフォーク、カーボンリムとクラシカルではなくモダンな見た目のクロモリバイクですが、フレームの見た目や味付けはかなりクラシックな物では無いか??と。