Bicycle Customize Fuji NAOMI & TRACK ARCV ロード&ピストバイク カスタム。TARMAC SL7のリコール動画を見て。2
2021-12-03さて。
中国からプラグが届きました。結構長いです。
構造がほぼ同じだったので、BBBのプラグの上パーツを移植しさらに長くして、ヘッドチューブと並べてみました
現在のコラムの上面がほぼステムの面と同じ長さです。正確にはプラグを差し込んだ場合のTOPパーツのつばの部分の厚さ含め(約0.8mm)の倍(1.5~6mm)ほどステムから上に出る仕様になっています。
この状態で、今回の長いプラグを差し込んだ場合エキスパンダー部はヘッドカバー下、ヘッドチューブ内に1cm強潜り込みます。
エキスパンダー部は縦割り3分割とは言え、この面すべてがカーボンコラム内側に接地します。
根本的な強度アップにはならないでしょうが、何もないカーボンの筒よりは強度は増すと思われます。
BBBのプラグは実測47g(TOPキャップ無し)で、長いプラグは73gと約26g重く、BBBのパーツ移植しても重量は変わらずでした。(多少構造が違ったので相殺された)
ちなみにコラム部がアルミのカーボンフォーク(NAOMI純正)などの重量は平均して600g程、ワンバイエスは約385gで、コラムカットし約330gほど。この時点で中華物より20g弱軽かったので、今回の処置で10g程度以前の仕様から重くなった程度に収まっています。
TARMAC SL7のリコール事例は SL7 の構造上の問題が主な原因と思われますが、中華物フォーク等一部でフォークが破損した動画などは過去に見たことがあります。その大半は主にコラムその物ではなくコラムとフォークの結合部(クラウン部)で折れている物で、今回ワンバイエスのフォークに替えた理由は、その部分にアルミスリーブが使われていたからです。
とりあえず、これらで「フォークがもげる」心配はしなくていかな??と精神的にも安心につながっています。
早速乗ってみた。
プラグ付け替えで何か変わったか?と言われれば全く変化なく、26gの重量増も当然感じず。
しいて言うなら
このワンバイエスのフォーク、乗り慣れてきて気が付いたが実は以前使っていた中華カーボンフォークより前後方向の柔軟性があるような気がします。
しなやか?と言えばいいのでしょうか?
構造的に以前の物はベントタイプだったけど、クラウン部(ブレーキキャリパーが付く部分含め)が大きくヘッドチューブ下あたりの剛性が高い印象を思い出した。
どっちが乗りやすいか?と言うと、どっちもどっちであまり大差なく、 ストレートのワンバイエス の方が若干突き上げに対し見た目とは逆に優しいです。
ここまでくると、本当に「気持ち」の問題レベルww。一つだけはっきりわかるのはフォークの違いではなくやはりステムの違いで、-10°の時よりも今の-17°の方が、平地で足を止めハンドルバーに少し体重を預けた時のハンドルのしなり(本当に微々たる物ですが)含め「フロントに荷重している」感覚がわかりやすくとても好みです。
取りあえずこれでいわゆる「ステム沼」含めフロント周りも落ち着いた感じです。
話はOG-EVKINに飛びますが。今回のステムの件で起こったBS-004のボルト問題、その後色々あり加工してしまったにもかかわらず不良による返金という結論になりました。 OG-EVKIN からはこのステム以外に過去も合わせいくつかパーツ購入しており、そのどれもがかなりいい製品だったので BS-004のボルト問題 は大変残念な結果でしたが、ものすごく寛大な対処をしていただきました。
英語でのやり取りはすこし大変でしたが、このメーカーはやはり信頼して良いと思います。