Bicycle Customize Fuji NAOMI & TRACK ARCV ロード&ピストバイク カスタム。トレンド化するフレアーハンドルバー 6
2021-08-19ようやく晴れた。昨日のゲリラ豪雨の影響で湿気も多く、風も強いのでとにかく少しだけ軽く走ってみた。
まず重量について。
過去色々やってきたのでほぼ想像通りの印象です。重くなったのはハンドルバーのみで約35g程度。また横に長いので左右17.5gずつ増えた程度。この重量差に気付くことは全くないです。むしろステム角が上がった分ハンドル取り回しレスポンスがよくなるので軽く感じます。
ブラケット位置で芯-芯380mmと20mm狭くなったのですが、それは一切感じませんでした。
むしろ驚くのはシートポストで86gも軽くなった事!
家から外に自転車を出す時、いつも持つ部分(TOPチューブ)でフロント、リアのバランスの違いがはっきりとわかります。これは乗った時にもっと感じることが出来、実際減った重さ以上に軽く感じます。またダンシング時自転車の挙動が全く違ってくるので少し戸惑うくらいです。(すぐ慣れますが)
正直言うとこっちの方がZippSLSpeedより全然乗りやすくよりマイルドな振動になります。
したがって、まず印象として「すごく乗りやすくなった」という事。同時に何かに特化してカスタムしたという感じは薄くなり「いわゆる市販状態の完成車」みたいな素直な癖の少ない自転車になった。そうとてもバランスが良いです。良くも悪くも癖が無いという印象。
カーボン→7075アルミとまたアルミに戻ったハンドルですが、7075アルミ自体薄く加工できる素材なのでカーボンほどではないですが多少しなります。アルミ独特のとがった細かい振動は伝わる事になりますが、そこはバーテープで十分補える範疇と思う。今巻いた激安バーテープで十分事足りている様です。ただ、この激安バーテープは見た目を裏切るグリップ感の無さなので、追々このバーに合った新しいバーテープを考えたいと思います。
そして
今回のグラベルドロップハンドルバー導入最大理由「下ハン」
エンド部で左右に約30mmづつ広くなった下ハンは非常に握りやすく、また力も入れたり引いたり操作性も良いみたいです。
ほんのすこしの距離でしたが、今まで出来なかった、”下りで下ハンを握る”事も出来たし、下ハンを握って”もがき”っぽい事も(これもほんの少しですが)出来た。すこしうれしいですwwブラケット位置とキャリパーの開き具合もしっかり調整したので下ハンでブレーキも握りやすくなりました。
なんか、良い事しかない。
とにかく色々試さなきゃわからないこと多いですね。
以前の組み合わせもまだ調整次第ではもっとしっくりくるところまで詰める事は出来ると思う。なので今回の組み合わせも今後のカスタムの知識として十分楽しめました。ロングライド系の自転車を組むならこの方向ですね。
上に書いたように、軽量な部類とは言えNAOMIの(アルミの)「硬い」フレームのネガティブな部分を緩和するには、このシートポストくらいの剛性で十分の様です。すこし問題を感じたのはカーボン製のやぐらパーツ。制度が高くないので、最初少し「カチッ」とポストとやぐらのかみ合わせ部(半丸の所)から音がした事。加重をかけて一度収まればもう音は出なかったので大丈夫でしょう。目視したところレール部はきれいに収まっていたので、レールにダメージを与えるような事はなさそうです。
過去トライした事で考えてみる。もし、もう一度最軽量化を行ったとした場合。手持ちパーツで
クランクで約80g、BBで約35g、チェーンリングで約30g、ここまで合計145~150g
又ディレーラーやブレーキで15gほど、そして手放してしまいましたがT800製ドロップハンドルに替えると68g。とまだ220g以上軽くすることが出来る。
中華カーボンの中でも安心して使える物や、程度の良い中古パーツを駆使して組めば、比較的現実的な価格で6.5kgくらいまで可能ですね。