序章 ちょっと真面目な話。4 「牛のゲップ」この話最初に聞いたのは。。
2021-05-17牛の「おなら」と「げっぷ」を退治せよ──科学者たちの大真面目な温暖化対策というお話。リンク先:WIRED(2019.01.09 )より。
最近M社創業者のB氏も盛んに言っているようですね。なので人口肉を食べろ!という事を押しています。このゲップの問題、上の記事は2019年の記事ですが、今から30年以上前国際電話回線業者の方が頻繁に引用していました。
この頃の国際回線は衛星回線を使った物で、会話など遅延も当然大きく(いっこく堂さんの芸のように)またかなり高額な通話料もかかった。通話より確実にこれらコストを削減するにはテレックスやFAXなどいわゆる「パケット」による通信で、この低コスト通信専用契約をこれら国際回線業者が営業を行っていた。私は当時(1980年代初頭)仕事の付き合いがあった某商社のつながりで、アメリカ通信会社の日本支社社長さんの私設アドバイザーの様な事をサブの仕事として行っていたので、この頃のセールストークをよく聞いていた。
その中には「コストダウン」の次に「環境にやさしい」というワードがあり、通話料や出張経費削減がメイン、また飛行機の燃料(CO2問題)など環境など企業イメージについてでした。この頃からすでにこれらのビジネスシーンではCO2問題など話のテーブルには上がっていたのですが、当時はそれを否定(飛行機の燃料、CO2問題)する話として「牛のゲップにもCO2が含まれているし、そんなに騒ぎ立てる事ではない」的な話しもあり、その切り返しに困っている(おそらくアメリカ内の話し)みたいな内容もありました。
事の真相はわからないがwこの環境問題はヨーロッパではかなり厳しい基準を設け、何かしらビジネスの基軸になっており、これらの動きは今とても大きくなっている。
個人的見解として、”人にとって”汚い空気より綺麗な空気のほうが過ごしやすく気分も良い。なので化石燃料などの燃焼によって引き起こされる汚染はやはり好ましくないと思う。また以前はこの化石燃料がそこを突くという疑念もあり他のエネルギーに対する期待もあったし、また無くなることへの恐怖も感じていたが、現在この化石燃料がそこを突く危機はほとんど聞かなくなってしまった。むしろ原油に関しては違う力で価格含め動いているので何十年たっても底をついていない。
人にとっては厳しい環境であっても、交通量の多い路肩の雑草は他の場所より茂っていたり、信じられない高温で危険な成分の多い海底火山の噴出口にはたくさんの生物が生きており(甲殻類の様な生き物など)これら生物の死骸などが高温高圧の環境下で地球規模の時間をかけ原油になっている。その原油から生成された物がエネルギーやその他生活に必要な物質として利用されているのも事実。
そして30年ほど経過し、今はこの「ゲップ」話は、メインストリームに上がっていて、「だから人口肉を食え!」になっているw。上記の記事が2019年初頭で、この後同8月にこのブログのー/-カテゴリーでも触れている”伊藤氏、Joi”のメディアラボ退任、またつい先日のM社創業者のB氏の離婚などビックテックやシリコンバレー出身のベンチャー富豪を中心とした有名人などもなにやら良くない「F氏」の噂でバタバタしているので少しうさん臭く聞こえる。間違いなくこれら何かしらの「ビジネス的な思惑」で作られた物語で真偽がどうこうという次元を超えて「セールストーク」的与太話だろうとも思う。
なので私には、この「ゲップ」話はまるで古典落語を聞いている感じで、ある種の”ジョーク”また”笑い話”と感じています。
国際通信=今で言うインターネットの元になった事です。この通信環境の進化はとてもドラスティックです。NETがすでにある環境で生まれた人には想像もできない昔の事ですねw
話がすこし横にそれたw。なにが言いたいか?よくこれら環境の話しをすると、真実は違うからという理由で論争が起こる。そうこれらビジネスの話しが中心で本当に環境の問題にはあまり直結していない事も事実。なのでもっと直接的に「○○を綺麗にしたい」みたいな発信の方が個人的にはフィットする。その後にくるエピソードはやはり宣伝と思うので。
多くの矛盾を含みながらこの「環境問題」は進行しています。そのうえで、次に素材や取り組み姿勢の話しに進みます。