Bicycle Customize Fuji NAOMI & TRACK ARCV ロード&ピストバイク カスタム。10s時代の最終形 1
2021-05-139000系パーツ物色で11s化環境の整備進行中ですが。
現在RD7800を使用しています。これに至る経由は、完成車のコンポはSORA9速でした。販売当時の最新SORAが組まれていた。ブレーキキャリパーは無地の汎用品が組まれており、購入当初からNETなどの情報で言われていた通り、まずキャリパーを交換するだけで十分な車両という事。
購入当時まだシルバーの”BR5800”105キャリパーは新品でも購入出来たのでまずはそれを導入。その後中古で105のSTIを購入しました。この105はひと昔前の物で車体カラーに合わせ”ST5700”105のシルバー(中古)。これは10速のSTI。同時にフロント、リアのディレーラーも中古で物色したのですが、なかなかシルバーが出回らず、出たとしても、この5700の105を使用される方はあまり丁寧な扱いをしていないケースが多く、コンデションの良い物が全くない。
どうせ「中古で探すのだから、もっと違う選択肢あるのかな?」という事になり、7800系デュラエースで仕上げるというプランがスタート。
この7800シリーズ。やはり見た目も機能も最高峰。ポリッシュシルバーの車体にもとてもよくマッチする。これでSTIは105ですが、ディレーラー、スプロケットは7800と言うMIXコンポ(デュラマルゴ)となり、軽量化も加速しました。その軽量化が発展し、カンパニョーロのレバーを導入し「シマニョーロ」となりさらに軽量化が進みました。この7800、クランクがコンパクトになる前の時代の物。なのでディレーラーのトータルキャパシティーが小さくコンパクトクランクで活用すると、選べるスプロケットは決まってしまい、12-25Tのスプロケットを使っています。このスプロケットで不満がある場所は走行しないので今の所問題は無いのですが。。。
9000系で11速化する前に、一度10速のフルスペックを組んでみようと思い今回RD7900を導入しました。
これも当然中古です。走行少なく、ここしばらく乗らなかった車両から外した物とのことで、とても良いコンディション。
まずは取り付けて、現状のプーリー位置を確認してみるとTOP側はピッタリでLOW側はホイール側に少しオーバーする設定になっていました。多分前のオーナーはこのディレーラーを11速で使っていたみたいですね。LOW側調整行ってワイヤーを固定、ワイヤーはアウター、インナー供に今まで物もそのまま使えました。見た目的には少し本意では無いですが黒いパーツの使用率も高くなったので、良いかな??多少ですがジュラルミンの地色も出ているし。
夜中の作業なので、試乗は明後日以降(明日は雨の予報)です。とりあえず変速もワイヤーテンション無調整のままで、何も問題無く変速しました。7900発売当時の文献(BLOG等)を読むと、7800の変速性能がやはり相当な完成度だったので7900になっても、変速性能に変化が見られないという事です。最も大きなメリットはやはりトータルキャパシティーが増えたという部分。これで50-34Tのコンパクトクランクに11-28Tのスプロケットまで対応できます。
12-25Tのギア組み合わせ | 12-13-14-15-16-17-19-21-23-25 |
12-27Tのギア組み合わせ | 12-13-14-15-16-17-19-21-24-27 |
11-28Tのギア組み合わせ | 11-12-13-14-15-17-19-21-24-28 |
11-28Tにした場合よく使う中では”16T”が無くなります。また当然ワイドになります。一応12-27Tはストックがあるので今度試してみようと思っています。12-27TはLOW側2枚のみ大きくなっており、現状町中で使うLOW側でも23T(LOWから2枚目)しか使わないので、そのギアが1Tだけ軽くなりますね。さらにその上に3T大きなギアがあるのでかなり登れると思う(と言うかそのギアに行く前にフロントはインナーを使うと思うので)。
いずれにしても、ほぼ無調整で装着できてしまい、すこし物足りない遊びになってしまった(笑)
ちなみに7800からは16gの軽量化になっています。