Bicycle Customize Fuji NAOMI & TRACK ARCV ロード&ピストバイク カスタム CSC Chinese carbon wheels impression 2
2021-04-05まず、以前の書き込み情報の訂正から。
今回導入した50mmハイトのカーボンホイール。メーカー情報を見直してみると、VシェイプではなくUシェイプとはっきり記載されていました。
ワイドリム(25mm)Uシェイプ(断面)という事は空力やタイヤ接地面などは基本新しい考えの物です。なので感じた通り、真横からの風はさすがに影響ありますが前からの風は結構な斜めからでも推進力に変えてくれるという事
また転がり抵抗の少なさ、軽さは当然重量とハブ性能が大きいですが、25㎜リムに25㎜のタイヤという、このリム幅に最も適した組み合わせとケーシングがしっかりとしたGP5000の相性の良さからも、いい結果につながっているのだと思う。
23mmリムに25mmの組み合わせよりも接地面が縦に長くならない(丸に近い)ので回転方向の摩擦は減ります。前輪の設置位置が若干変わった印象があったのはこの効果と思う。以前の23リム+25タイヤの前輪接地位置はハブシャフトの真下に感じていたのですが、今はほんの少し手前に感じ、前輪を少し「押す」印象があります。またハブ幅が2mm(ハブ内径も)広がったのでタイヤの高さもほんの少し低くなり、当然トレイル数値も若干変わります。数字的にもほんの少しですが、それでも700cサイズではトレイル量1㎜近く変わります。トレイル1㎜の違いは結構ちがいます。
ポタがてらインプレ。
普段は河口方面に向かいます。(家から河口までは基本平坦)ですが、このホイールの登りがどんな具合か?試すために多摩川に沿った環八を遡上しました。
それなりにダラダラと等々力あたりまで勾配が続きます。環八のこの区間が一番高低差あるんじゃないかな?いわゆる等々力渓谷に向かって道は登ります。重い自転車だと結構しんどい所あります。
そして、なんと38㎜より平坦向けのこの50mmホイール。こっちの方がぐんぐん登ります。本当に軽いです。想像と真逆のフィーリングに思わずニンマリwww
考えてみたらあのツールなどでも、TT以外のすべてのステージは45㎜~50㎜がスタンダードになっている。気が狂ったようにクライムステージオンパレードなのに。
そう。登りもそこそこ以上行けるなら、当然その先に下りもあるので断然有利。
試してみないとわからない世界。