Bicycle Customize Fuji NAOMI & TRACK ARCV ロード&ピストバイク カスタム Consideration about Chinese carbon wheels5 中華カーボンホイールの今とブランド物のミッドレンジの関係
2021-03-27前回ICAN購入から3年。この3年の間に起こった大きな変化。ロードバイクのディスクブレーキ化。カーボンフレームもほぼ定着したと思うのですが、ここに関しては色んな用途や好みが有り、今だアルミ、クロモリなども当然ラインナックされており、メーカーはディスクブレーキ化を加速させています。ディスク化によってパーツ重量が若干増すこととなり、それが要因?かどうかわからないですが、各ブランドはこぞって軽量なカーボンホイールをミッドレンジに焦点を合わせ発売してきています。あのZIPPでさえ20万円を切る?価格帯で発売。ICANもUCI認定取得し確実にブランド化し認知されています。
ディスク化することでリムブレーキ部の強度を追求しなくてよくなった、安全性が上がったという事もありますが、単純に新車販売においてホイール価格を抑えて軽量化する必要があったと推測する方が自然。
そしてそのすべては台湾メイド、又はその製造元の中国本土でも生産されているという流れ。そう、もう「中華カーボン?」という事ではなく、ほぼすべてのブランドが「中華カーボン」となっている。
実質的にファクトリーの技術もクオリティーも上がります。前置き長いですがw今回はそれら見越し、以前から気になっていた東レT800がデフォルト仕様のCSCであらためて中華カーボンホイールを購入する事とした。
とにかく装着。
リム幅25mm。以前の物より2mm広いですが、あのGP5000がなんとタイヤレバーを使わず手で装着できた!今時のタイヤに対応できるようにリム内部の真ん中がすこし深いのかもしれない
断面ももっとリム幅が広いチューブレスの物ほど極端ではないが、リムの山の頂点はかなりラウンドしており、このあたりの形状も確実に今時の物に進化しています。
ちなみに先日導入したシートポストと今回で約50g増量になりました。その分剛性は上がりました。
今日は風が結構あった
ので高速巡行(自分の速度範囲の高速)の確認はできませんでしたが、正面からの風、すこし斜め前からの風に対して多少ながら楽に進められます。38mm→50mm変更と形状の違いは感じる事できます。あと、確実に剛性が高くなっていて、ダンシングがしやすくなった。今でも十分下手くそですが、あの不安定感は単純に剛性から来るものだったという事がよくわかる。
今回ストレートプルのハブにSapim cxではない物のCn424という軽くハイテンションに耐える物を使ったので、おそらく加速レスポンスは高くなっていると思う。当然リムハイトも高くなりそれらもしっかり受け止めていると思う。
思う。
そう、本当に嫌な風が吹いていたので感じる事は出来たけど、確信持って言えるだけ走れていないのです(汗)これから暖かくなりサイクリングに良い気候が訪れるので、次回ゆっくり楽しみますw
重量的な条件はほぼ同じ、タイヤもスプロケットもギヤ比もすべて揃っているので、確実に「違い」は実感できるでしょう。
今回は送料込みで6万5千円。前回の物は4万7千円。2万円弱高額です。この差「全然こっちがいい」と今の段階で言い切れます。ハブもリムもスポークも確実にミッドレンジと言われるゾーンと思う。最も代表的なミッドレンジホイールのプライム(Wiggleオリジナル)と比較しても3万ほど安く、ハブはDTswiss350。
そしてこのハブ。家の中では音聞こえますが、外では無音です。